こんにちは！歯科衛生士の近藤です。
寒い季節になり歯がしみる症状で悩まれる方が増えてきています。とくに多いのが知覚過敏です。
知覚過敏は、象牙質をおおっている硬いエナメル質や歯ぐきがなんらかの原因で失われたときに、むき出しになった象牙質から神経へと外部の刺激が伝わって起きる痛みなんです。
まずは、生活のなかに隠れている知覚過敏のリスクを見つけていきましょう。
軽い知覚過敏なら、習慣や癖を改善したりするだけで自然に治る場合も多いです。
〜知覚過敏対策〜
◉歯ぎしり・食いしばりの対策をしましょう。就寝中につけるマウスピースもおすすめです。
◉ゴシゴシと力強く歯を磨くのはやめましょう。歯を磨耗させたり、歯茎が下がってしまいます。
◉お口の中を清潔にしましょう。汚れ（歯垢）は酸を出し歯を溶かすので、虫歯だけでなく知覚過敏にもつながります。
◉イオン飲料やスポーツ飲料、酸っぱい食べ物の摂り方に気をつけましょう。チビチビ摂取すると歯が溶けやすいです。
◉ヤニとり歯磨き粉は研磨剤が多く入っているので歯を傷つけやすいです。知覚過敏がある場合は避けましょう。
◉お口の中を潤わせましょう。唾液が減り乾燥すると知覚過敏を起こしやすいです。
心当たりのあるもの、気をつけられそうなことはありましたか？？
歯磨き用品や磨き方を変えるだけでも症状を軽減させることができます。
お悩みの方は、ぜひご相談ください。
