こんにちは!歯科衛生士の進藤です。
そろそろお子さんが「学校歯科健診の結果」を持って帰ってくる時期です。異常なしだったから定期検診に行っていなかったり、または、定期検診に通っていて問題なしと言われたのに虫歯にチェックがあって不安になったり、といったことはありませんか?
これは検査の目的や環境が異なるためです。
《学校歯科健診の特徴》
– 異常の有無をざっくりチェック(指定のマニュアルに従って)
– 短時間で多人数を診る
– 照明や器具が限られている
– レントゲンなど精密な検査ができない
《歯科医院の検診の特徴》
– 詳細な検査ができる
– 専門の設備と器具が揃っている
– レントゲンで精密検査ができる
学校歯科健診の結果が「異常なし」でも、安心せずに歯科医院での定期検診を受けることが大切です。
学校健診はあくまで簡易検査であり、むし歯の有無を完全に判断できるわけではありません。
「むし歯あり」と判定されても、歯科医院で確認するとむし歯がないこともあります。逆に、「むし歯なし」と判定されても、レントゲンなどで見てみると虫歯がある場合があります。
健診結果を鵜呑みにせず、歯科医院の定期検診に通ってチェックをしてもらいましょう。
早期発見、早期予防でむし歯から守れる歯を一本でも多くしましょう!
小児歯科
小児歯科は、永久歯が生え揃うまでの治療や予防を行ないます。永久歯に悪影響を及ぼす前に受診をオススメします。