こんにちは。スタッフの渡邊です。
患者さんとお話をしていると、硬い食べ物を好んで食べる方が多いように感じます。特に、自分の歯がたくさんある方は好きなようです。
しかし!実は硬いものを食べたほうがいいのは成長期のお子さんです。大人はあえて固いものを食べる必要はないのです!
歯や顎にいいと思って硬いものばかり食べていると、歯にヒビが入ったりかけたりする可能性もあります。また、歯周病を悪化させたり顎関節症になることもあります。
歯や顎にいいのは硬いものを強く嚙むよりも、噛む回数を増やすことが重要です。
よく噛む(1口30回が目安)ことの効果
①むし歯、歯周病、口臭の予防
②胃腸の働きを促進
③脳の働きを活発にする
④顔や口周りの筋肉を発達し言葉の発音もハッキリする
⑤全身の体力の向上
などなど
成長期のお子さんは、いろいろな硬さの食べ物を摂ることで自然と噛む回数が増え顎が健康的に鍛えられます。
大人は顎に負担をかけないように1口30回を目安によく噛んで食べるように心がけてみましょう。