歯医者さんのフッ素
ムシバ予防というと「フッ素」を思い浮かべる方が多いと思います。
そもそも「フッ素」は歯にとってどのような作用があるのでしょうか?
歯医者さんを受診すると「フッ素塗布」をすすめられませんか?
毎日の歯磨きで「フッ素使っているから」と思うかもしれませんが、実は家庭用と
歯科用のフッ素には違いがあるんです。
その違いはフッ素の濃度!!
当院で取り扱いの歯磨き粉にも500ppm~1450ppm含まれております(商品により
含有数値に違いがあります)。これは家庭用で、低濃度であり、フッ化物が口腔内
(粘膜・プラーク)に付着して直接作用します。うがいをしたり、唾液によって流されてい
くためお口の中に残っていられる時間が2時間程度と短いのです。
歯医者さんのフッ素は9000ppmの高濃度!こちらは歯に対する作用があり、歯の
ミネラル成分と反応してフッ化カルシウムを生成します。このフッ化カルシウムは飲食などにより
お口の中が酸性になると少しづつ溶け出してフッ化物として作用します。ただ、この
高濃度のフッ素も3ヶ月程度で効果がなくなっていきます。
毎日、低濃度フッ素の歯磨き粉でホームケア
+
3~4ヶ月に一度、歯医者さんの高濃度フッ素でプロケア
当院では「チェックアップ シリーズ」をおすすめ、取り扱いしております。
歯医者さんでのフッ素塗布は年齢問わず0歳の歯が生えたばかりの赤ちゃんから
ご高齢の方まで、どなたでもご利用頂けます。またフッ素入歯磨き粉をたくさんつけて
磨いても効果は変わらず、毎日少しづつのケアが大切になります。